GDG DevFest Tokyo 2023 「Android」のセッションを紹介します

Google Developer Groups in Japan Advent Calendar 2023 2日目の記事です。

GDG DevFest Tokyo 2023開催までいよいよあと1週間

本日登壇者&セッション情報を一部公開しましたので、どのカテゴリでどんな発表があるのかを紹介したいと思います。本日はAndroidセッションです。


Android セッション

GDEとGoogleの方にお話しいただく豪華セッション盛りだくさんでお届けします。

個人アプリ開発(メンテナンス)14年の歴史

昔話をします。

⛳️ Track1 / 祭り
⏰ 11:00-12:00

あんざいゆき (@yanzm)
Google Developer Expert for Android






💁 Android GEDのyanzmさんによる個人アプリ開発のお話ですね。こちらのセッションでは、Androidアプリ開発の世界における14年間の経験と進化についての貴重な話が聞けそうです。yanzmさんがどのような変遷を経てきたのか、また、その間にどんな挑戦や成功があったのかを知ることができるのは、アプリ開発者や興味を持っている人にとって大変貴重な機会です。特に、個人開発者としての長年の経験から得られる知見は、新しいアプリ開発者にとっても非常に参考になるでしょう。

また、yanzmさんがGoogle Developer Expertとしての視点からどのようなアドバイスや洞察を提供してくれるのかも楽しみの一つです。このセッションは、技術的な側面だけでなく、個人的な成長や業界の動向についても学べる絶好のチャンスですね。


大画面デバイスにどう向き合えば良いのか?

スマホはもちろん、テレビやカーナビ、腕時計など、Android アプリはさまざまなフォームファクターの上で動作します。最近出てきたものに、「大画面デバイス」と呼ばれるものがあります。これはタブレットや折りたたみ式デバイスなどを指すものなのですが、これらのデバイスと我々はどういうふうに向き合ったら良いのでしょうか。このセッションでは大画面デバイスへの向き合い方を、いくつかの技術的な話題と共に解説します。Androidアプリを開発されている方のご参考になれば幸いです。

⛳️ Track1 / 祭り
⏰ 11:30-11:50

chikoski (@chikoski)  / Android Developer Relation Engineer, Google
Google の Android DevRel チームで Developer Relations Engineer をやっています。


💁 GoogleのDevRel chikoさんによるAndroidの大画面デバイスに向き合うお話ですね。このセッションでは、多様なフォームファクターを持つAndroidデバイス、特に最近注目を集めている「大画面デバイス」、つまりタブレットや折りたたみ式デバイスへの最適なアプローチ方法に焦点を当て、それらへの適応方法とそれに伴う技術的な話を深く掘り下げていただきます。chikoさんがどのような具体的なテクニックや戦略を提案してくれるのか、非常に楽しみです。

Androidアプリ開発者にとって、このセッションは新しいインサイトを得る絶好の機会となるでしょう。特に、大画面デバイスへの対応は今後のアプリ開発の大きなトレンドの一つとなっていますので、ここで得られる情報はきっと価値あるものになるはずです。このような最先端のトピックに触れることができるのは、技術者にとって大変刺激的な体験となるでしょう。


Robolectric Native Graphics and Roborazzi

Androidアプリ開発でのテストで利用できる新しい「Robolectric Native Graphics」と「Roborazzi」について紹介します。Robolectricは、Androidのクラスを使ったテストを高速かつ信頼性高く実行するためのフレームワークです。その最新機能であるRobolectric Native Graphicsを活用することにより、本物のグラフィックスコードを使用してのレンダリングが可能となります。また、RoborazziはRobolectric Native Graphicsを利用したライブラリで、スクリーンショットテストを行うことができます。RoborazziはGoogleの「Now in Android」アプリに導入されるなど、利用が広がっているようです。このセッションでは、これらのツールをどのように統合し、テスト手法を組み合わせることで、効果的なAndroidアプリのテストを行うかについて説明します。

⛳️ Track1 / 祭り
⏰ 13:00-13:20

毛受崇洋 (takahirom) (@new_runnable) / Google Developers Expert for Android
Androidの開発が好きです。ABEMAでAndroidエンジニアをしています。最近はライブラリ開発が趣味です。(DroidKaigi Co-Organizerとして公式アプリのリード、Google Developer Expert for Android、AndroidのCyberAgent Developer Experts)


💁 ABEMAのAndroidエンジニアであり、Google Developers Expertでもある毛受崇洋さん(takahirom)です。彼の専門知識と経験に基づくプレゼンテーションは、Android開発コミュニティにとって貴重な学びの機会となるでしょう。takahiromさんは、これらのツールをどのように統合し、テスト手法を最適化するかについて具体的なガイドを提供していただきます。

深い知識と実践的な経験は、Androidアプリの品質向上を目指す開発者にとって非常に有益なものになるでしょう。このセッションは、最新のテスト技術に関心を持つAndroid開発者にとって必見の内容となること間違いありません。


Compose 時代のパフォーマンス感覚

Compose でアプリの UI を開発していく上で押さえておきたいパフォーマンスの感覚についてお話します。View で開発していたときに備わった感覚の中には、Compose では当てはまらないものもあります。Compose の仕組みを深く知ることで、パフォーマンスのいいコードを書く感覚を身に着けることができます。

⛳️ Track1 / 祭り
⏰ 13:30-13:50

荒木 佑一 (@yuichi_araki) / デベロッパー リレーションズ エンジニア
AndroidX (Transition, Room, Compose など) を開発したり、 様々な API について開発者に伝えたりしています。








💁 GoogleのDevRelの荒木さんによる最新のUI開発フレームワークであるComposeを活用したアプリ開発におけるパフォーマンスに焦点を当てたお話ですね。Composeは、従来のViewベースの開発とは異なるアプローチを取ります。そのため、Viewでの開発経験がある人でも、Compose独自の仕組みを理解することが重要になります。

特に、Composeが持つ宣言型UIフレームワークとしての特性を理解し、それを活かした効率的なコーディング方法を学べるのは、現代のAndroidアプリ開発者にとって非常に価値のある機会です。荒木さんの豊富な経験と深い知識から得られる具体的なアドバイスは、Composeを用いた開発の品質を向上させるのに役立つことでしょう。このセッションは、最新技術を活用している開発者にとって必見の内容となりそうです。


以上、Androidのセッションは4つになります。11:00から13:30までTrack1の祭りで通してご覧いただけます。セッション後には5分のQ&Aタイムがありますので、この機会にぜひ登壇者に質問を投げかけてみてください。


開催情報

GDG DevFest Tokyo 2023

開催日時:2023年12月9日(土) 10:20-18:00 開催場所:東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー Google Tokyo オフィス イベントページ:https://gdg-tokyo.connpass.com/event/301690/

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